ここ数日、余震活動の回数・強さともいくらか穏やかになってきたかなぁと思ったら、昨日夕方に茨城県沖で最大震度4の揺れが。油断するなということですね、反省。
余震については、研究者の方々が様々な見地から今後の見通しをいろいろ発表している。
真偽の程は別にして、今まで見たり聞いたりした内容を覚えているだけ簡単に纏めると。。。
- 広い震源域の至る所で余震が起きているが、震央付近の余震活動が殆ど無いため注意が必要。
- プレート型の地震では、プレートに沿った震源域の両端で規模の大きな余震が起きやすい。(今回の場合は震源域の北端と南端)
- 更に、南端の千葉県沖はM7クラス以上の空白域のため可能性が高い。
- 今回のようにプレート境界面で起きた地震の場合、陸側のプレートの下側に潜り込んでいる、もう一方のプレート(太平洋プレート)の境界面より外側で発生する大規模なアウターライズ地震の発生が懸念される。陸地からの距離が遠くなるため揺れは小さくなりがちだが、津波は起きやすいため注意が必要。
- 内陸部が震源となった福島県浜通り~茨城県北部の大規模な余震活動と同様の活動が、茨城県南部~千葉県の内陸部で予想される。
- 今回の震源域の周辺は少なからず影響を受けているため、周辺の地震活動の活発化に注意。(首都直下型など)
- 過去の巨大地震は全国の火山活動の活発化を引き起こし、噴火に至ったものもある。今回も火山性微動などの活動が活発化している火山がある。
- 最大余震は2~3ヶ月後に来る。
- スマトラ沖地震(M9.1)では5年近く余震が続き、M7クラスの余震も起きていることから、今後5年間は余震に注意。
探せばもっと他にもあるはず。
というか、これだけ言えばどれかは当たるよね、きっと。(^^ゞ
日本では経験したことのない予測不可能な巨大地震だったのだから、たくさんの可能性を広く周知して、災害に備えるということでは意味の有ることなのだろうが、なんか、外れても誰も文句言わないだろうから、あれも言っとけ、これも言っとけみたいに感じるのはワタシだけ?