スピーカー エッジ修理その2

なかなかまとまった時間が取れずに中断していたスピーカーエッジの修理。
今日は天気もあまりよくなく、出かける用事もなかったので続きをやることにした。

説明書に従い、スピーカー本体から取り外したユニットからガスケットを取り外す。
このユニットはゴム製のガスケットだった。
フレームに傷をつけないようにドライバーを差し込んで取り外した。
IMG_3361(EOS Kiss X3)

次にボロボロになったエッジを手で取れるだけ取り除き、フレームに残ったガスケットの糊をマイナスドライバーなどで取り除く。
このユニットは、エッジの上にボール紙を貼り付け、その上にガスケットという構造になっていた。
IMG_3362(EOS Kiss X3)

表側の取外し完了。
IMG_3368(EOS Kiss X3)

続いて裏側。
ゴム系の接着剤、まだいくらか粘着力が残っていて、マイナスドライバーで綺麗に取り除くのは結構大変だった。
もう1組作業するなら間違いなくスクレーパーを買いに走ったと思う。
また、フレームの影になるところは見えにくいし、工具も入りにくい。
幸いカーボン製のコーンはドライバーで擦ったくらいではびくともしないので、ゴシゴシ擦って取り除く。
紙製コーンじゃなくてよかった。。。
IMG_3369(EOS Kiss X3) IMG_3371(EOS Kiss X3)

やっと2個終了。2時間以上掛かった。。。
IMG_3373(EOS Kiss X3)

説明書通り、コーンの裏側にボンドを塗る。
少し乾燥させ透明になりかけたところで、新しいエッジにもボンドを塗ってコーン裏側に貼り付ける。
このあたりの詳細は写真を撮る余裕がなかったので説明書を参照。

コーンの裏側とエッジの接着が終わったところ。フレームとはまだ未接着。
このまま1時間程度置いておき、コーンとエッジの接着を促進させる。
IMG_3374(EOS Kiss X3)

コーンとエッジの接着が安定したところで、フレームにボンドを塗りエッジを貼り付ける。
ボンドが乾かないうちにセンター出しを行う。
IMG_3375(EOS Kiss X3)

ガスケットにボンドを塗りはめ込む。
このままだとガスケットが浮いてくるので、重しを載せてボンドを乾燥させる。
IMG_3376(EOS Kiss X3)

エッジの貼付け工程は、途中の乾燥を入れても2時間かからずに終わった。
ボンドは4、5時間程度で乾燥するとのことだが、重しを載せたまま明日まで置いておくことにする。

ちなみにこのボンド、木工用の酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤にそっくり。匂いも同じだ。
だが、販売元でも似ているが成分が違うと言っている通り、ちょっと違うようだ。
例えば手についてしまったボンド。
木工用なら簡単に拭き取れるし、少し乾燥してからでも水で比較的簡単に洗い落とせる。
ところがこのボンドは拭き取りにくいし、少しでも乾燥してくると水ではなかなか洗い落とせずちょっと強力な感じだった。

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