真空管の足磨き

SV-2A3のプリ管交換用にRCA 5692を入手した。

さすがに古いものなので、真空管の足を見るとこんな状態。
IMG_3327(EOS Kiss X3)

さすがにこのままでは使えないので、せっせと足磨き。
小一時間ほど磨いた結果がこれ。
相当酸化が進んでいて表面がザラザラだが、とりあえずピカピカになった。
IMG_3331(EOS Kiss X3)

早速比較試聴した。
SV-2A3に付属していたTUNG-SOL 6SN7GTBと比較すると、
6SN7GTBはスピーカより自分側に楽器やボーカルが並んでいるように鳴っている。
良く言えば高能率で元気に鳴っているということなのだろうが、スピーカと自分との間は2m程なので前後の奥行きが詰まったような窮屈な鳴り方だ。
それに対し、5692はスピーカの位置より後方にボーカルや楽器が位置し、ややおとなしい鳴り方で、ボリュームもちょっと上げないと同じ聴感にならない。
ただそれだけに留まらず、まるでコンサート会場でステージ上に整然と並んだボーカルや楽器のように広い奥行き感を感じることができるのは素晴らしいと思う。
自分の好みは断然5692だが、もったいないので普段使いは6SN7GTBかな。。。

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